私は広島の小高い山の中で
幼少期を過ごして来ました
家と山と学校とほんの小さなお店しかない
それだけしかないけど
家族が居て 友達が居てくれて
それだけで毎日満ち足りた暮らしだったと振り返っています
三つ子の魂百までと言いますが
その後
大阪へ転校し ネオンが夜通し明るい横浜の街で暮らしても
心の中で求めるものはいつも「自然」
空を見て樹々を眺める時間が無いと
息苦しくなってしまう…
そんな自分が居ます
整を整える事が好きなのは
お家の中で呼吸がしやすい空間に
したいからかも知れません
千利休の残した
「花は野にあるように」という生け花の精神も
すごく好き
和室に嫁ぎ茶道を習い
自然をなるべくあるがままに取り入れようとする
日本の文化って素敵だなと改めて思っています
整理収納アドバイザーの資格を取ってから9年
本格的に仕事にしてからは7年が経ちました
数々の現場に伺い
収納にお困りのクライアントを担当させていただいたり
講師業の仕事を主にして来ました
そんな中
人に何かを伝える難しさや
人を変えようとしてはいけない事など
色々と学び
見える目の前のモノを通して見えない部分を整えていただく
難しさの様なものも体感して来ました
色んな勉強を重ねました
色んな場所を訪れました
つれづれなるままに
行きたい所へふわふわと
自分は一体何のプロで何者なのかも
分からない位フラフラとさまよい歩いた一年でした
今日
ようやく降りて来たテーマは
「執着」
そうだ
私自身
これを手放したくて日々整理をしているんだ✨
そして
クライアント達にも
自分の人生を厄介にしてしまう「執着」を取り除いて欲しくて
活動を続けて来たのだと
ようやく「言葉」になりました
仏教用語で
「喜捨」という言葉があります
喜んで捨てること
お金を積極的に寄付するというのは
難易度の高いものだと思います
最初からすんなり出来た訳では無いですが
私もまた少しずつ額を上げながら
取り組んでおります
その内に変わったこと
手放す事への抵抗が和らいで行くこと
手放さないといけない時にすっと
握りしめていたこぶしを開ける様になった事
見返りを求めて喜捨をして来た訳ではありませんが
結果として
新たな感覚が養われた様に思います
ありがたい🙏
最近は喜捨を本能的にと言っていい程
いとも簡単に行える人に
出逢う様になりました
なんとなく
次の扉が開いた様に感じました
モノの整理までは難なく出来る人が
周りに増えて来ました
その次のステージを
一緒に楽しく生きてくれる人と
もっと時間を共有して行きたいと
思っています
私の肩書は
特にどうでも良くて
「小川 奈々」として
これからは生きてみようと思いました
昨年から面白い位
シンクロニシティが続いている
整理収納アドバイザーの占部照巳さんと
Zoomでお話ししました
そしたら
「私も最近のテーマは執着だった」と教えてくれて
鳥肌…
今日もやはり「え、偶然!」という事が他にも色々あって
こういうのを「縁」と言わずして何と表現するのだろうと
思ったひと時でした
照巳さんこと照ちゃんが言ってくれたこと
それは
「奈々さんには安心感があるんですよ。安定感というか。」
というお言葉
ありがたい…
ある学びの中で「人に安心感を与える人だ」と
そう言えば書いてあったけど
自分ではあまりピンと来ていませんでした
自分の事って自分ではよく分からないですよね
だけど
誰かが一言でそう表現して下さると確信に変わり
それを私の強みとして生きて行こう なんて
思えたりしました
照ちゃん ありがとう💖
五行陰陽説では私は「木」
ただ
木というのは木材とか生命を持っていない場合を
含むらしい
だから
生きている木という意味で「樹」を意識しながら
歩んで行きたいな と思って
今日の写真を選んでみました
photo by まりりんさん
今年の夏
服部ちづさん・林伽朱子さんと開いた
起業女子トークショーにも来てくれた照ちゃん
笑顔がとっても素敵です😊
参加して下さっていましたので
ツーと言えばカー
何かと話が合います
義理のお父様を長年介護されながらも
読んだ人が思わず笑ってしまう様な
面白い表現でblogを書かれています
なかなか出来ないことですよね…
ユーモアたっぷりで人の痛みが分かる素敵な女性
私も介護が始まった折には
照ちゃんから色々と学ばせていただきたいと思っています
終わりに
なんだか今日は熱く語ってしまいました
長い文章にお付き合い下さりありがとうございました
人生は一度しか無いですし
いつ終わるか分からないので
やりたい事に思い切り取り組んで行きたいです
これまでも これからも・・・