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見せる為ではなく暮らす為の家

 

 

SNSの普及により芸能人のみならず

一般の方々の私生活が

スケルトン化している様に思います

 

それはもしかしたら

他人の目を意識した暮らしに

なっているのかも知れません

 

あまりにも色んな人の私生活が見え過ぎて

比較をして落ち込んだり羨んでしまう時には

林芙美子の家造りがヒントになるかも知れません

 

明治時代までは接客本位だった暮らしが

大正時代から「家族本位」に変わりました

そんな背景に家を建てた作家・林芙美子のこだわりは

家族にとって居心地がいい家を建てること

だった様です

 

暮らし方はまちまちです

 

自分にとってどういうレイアウトが心地良いのか

住む人 一人一人が考えて行く必要があります

 

情報過多な時こそ

信念を大事に

家族とのコミュニケーションを

大切にする必要があるのかも知れませんね

 

 

●新宿区立 林芙美子記念館

 

使用人という概念や使用人の部屋があるのは

今と大きく違う所ですね

今では家事代行が主流ですが

働く女性の大きな味方の様に思います

 

作家と画家が家で働いていた事は

今風に言うと夫婦揃って

在宅ワーカーだったという事ですね

 

仕事というモノが増えがちな性質と

働くという少し集中したい空間作り

安らぐという家庭としての機能など

随所にこだわりを感じます

 

布団を入れる「置き押入れ」

見応えがあります

 

名古屋に住みがら動画で内部を見られるのは

本当にありがたい事です

 

日本の名作住宅の間取り図鑑

 

詳細な図面と説明が書かれていて

とても面白いです