YAMATO 野田さんに誘われて
芳心会 初点茶会に夫婦で参加させて戴きました
京都に在る 大徳寺 総見院が会場です
まずは中国茶を一服
鉄観音茶の香りの高さやフルーティーさに
感動しながら
大きな和菓子を頂戴しました
続いて濃茶席
蝋燭の灯りの下
木村宗慎先生が点てて下さいました
お点前の優しくて美しいこと…
普段は表千家でお稽古させて戴いていますが
お作法の違いに少々驚きつつも
堅苦しいこと無しに美味しく一服頂戴しました
お道具では
光格天皇が愛用していた
菊花紋章の入ったお茶碗がとても印象的でした
平成から令和に変わった生前退位の前は
江戸時代の119代光格天皇でした
説明をきちんと聞けておりませんが
令和になり初めての睦月ということで
改元にちなんだお道具を用意して下さっていた様に思います
続いて会食
着物が汚れない様に中川政七商店さんの花ふきんをご用意下さり
使い終わったら手土産として持たせて下さいました
京都南禅寺畔 瓢亭さんの懐石料理を堪能
裏白の上に
三宝(汐子粕漬け・他作り・ぶどう豆)が載った器は
一閑曙漆銘々皿
京都・西村圭功漆工房「天雲 tenun」
令和二年庚子歳
芳心会初釜茶会特別仕様だそうで
こちらも食べ終わったらお土産として箱に入れて
持ち帰らせてもらいました
お酒は宗慎先生の地元 愛媛県産
すっきりとした味わいで止まらぬ美味しさでした
福引では夫が当たり
京菓子司 末富さんの
「うすべに」を頂戴しました
“かろやかな薄い麩焼き煎餅の間に、甘みを添えた梅肉を挟んだ干菓子”
だそうで
口に入れると雪の様にふわふわと溶けて消えゆく様な
美味しいお菓子でした
続いて薄茶席
花びら餅形をした菊花紋章付きの香合入れ
柔らかな曲線で見ていて飽きません
炉縁の材は黒柿
お茶事は初めて参加の夫ですが
木工が趣味のせいか
お道具の材に特に興味津々な様子
お茶杓には節が無いのでお尋ねすると
「椿」で出来ているそう
利休さんのお名前が…
スキー板の様にくびれが無い感じが面白い
お正月がもう一度来た様な
楽しい一時を過ごさせてもらいました
帰り際に野田さんが
「奈々さん、レポート1万字ね😊」って(笑)
こんな冗談によく笑わせてもらっています
茶道歴が短く記憶力に乏しい私が
こうして記事を書く事にはとても抵抗があるのですが…
せっかく頂戴した宿題ですので
取り組んでみました
お付き合い下さりありがとうございます
茶道が
様々な好奇心をくすぐってくれます
今年もまた興味を持って
学びを深めて行きたいと思います
お誘い下さった野田ご夫妻を始め
ご一緒して下さった皆様方
どうもありがとうございました