本居宣長記念館
日本って一体何だろう?
それを知るには日本書紀よりも古事記
賀茂真淵(かものまぶち)からもそう教わり
35年の月日をかけて古事記伝 44巻を書き上げた
本居宣長(もとおりのりなが)
記念館があると分かり
年末から行きたくてウズウズ…
松阪市は名古屋から少し距離がありますが
行って参りました🚘
結論から言うと
本居宣長の大ファンになってしまいました😍
地図を描いたり勉強が大好きだった彼は
医師となります
日中は5kgの薬箱を持って
遠いと往復50kmの往診に出掛け
夕方からは門人に勉強を教え
夜が更けてから古事記傳を書き続けたと言う・・・
「偉業」としか言葉が浮かびません
学問は時間を掛けて継続することが大事
本を読むのもいいが、まず家の仕事を大事になさい。
これらの言葉は一番印象に残りました
日記も
誕生した頃まで遡りずっと書き続けていたそうです
日記以外にも
誰からいつ何を戴いたとか
晩年には遺言書まで
達筆な文字で事細かに書かれていました
本居宣長旧宅「鈴家」
本居宣長ノ宮
松阪神社
少彦名命社
古事記に登場する少彦名命(すくなひこのみこと)は
薬や酒を造ったとされています
何の予備知識も無く
「本居宣長ノ宮」から繋がっていたので
立ち寄っただけなのですが
まさかここで少彦名命にお参り出来るとは!!
応神天皇が即位した際に
母 神功皇后がお祝いとして用意したお酒は
少彦名命が造ったとか…
拝殿には思金神(おもいかねのかみ)の文字も…
思金神は
天の石屋戸で天照大神が自発的に出て来る様
名案をプロデュースした知恵の神様ですね
高御産巣日神(たかみむすひのかみ)の子です
なかなかお目に掛かれないので嬉しかったです
さすが三重!!
古事記の話が次々と繋がると
楽しいものです
旧小津清左衛門家
本居宣長の曽祖父が資金援助をし
江戸で一番の紙問屋となった小津清左衛門家
令和元年度企画展
「松阪商人の茶の湯」も
楽しく見学して来ました
午前は鈴鹿市
午後は松阪市
たっぷりと堪能して来ました
三重県で講座を担当する際には
津市だけではなく
鈴鹿市・松阪市・伊勢市からも多数
受けに来て下さいます
少しでも三重の事を学び
雑談の小ネタの一つでも増やし
会話が盛り上がる様にとの想いもあり
今日は終日三重を探索して来ました
有意義なひと時でした
仕事・家事+学問
コツコツと継続して行きます