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爲三郎記念館 特別展|茶―祈りと楽しみ|行って来ました

10月から始まっている

爲三郎記念館 特別展

「茶−祈りと楽しみ」

ようやく行って来ました

 

千宗屋好み

興福寺中金堂献茶道具が初公開されています

塗師|赤木明登さんのお道具も展示されています

輪島紙衣天目台 見れて良かったです

 

茶の間 赤木明登(1962〜)

 

・茶の箱「九十九」

今回初めて対面

野外でお茶をする楽しさが伝わって来ます

 

・菊紋黒蒔絵紙衣中次

最初はぼんやり黒く見えていたのが

段々と模様が表れて来てはっとしました

 

・遊山箱

背面の穴から指を入れると

三段重が出て来る仕掛けの「箱」

しばらく見惚れてしまいました

 

 

瓢の間 興福寺落慶法要献茶道具

 

入るとすぐに千宗屋氏の献茶式の様子が

4分程の動画で拝見できます

晴天の下

お道具達が生き生きと輝き

厳かながらも華やかなお点前に見受けられました

 

こんなお道具が使われたんだ〜と思い奥へ進むと

お道具一式展示されていて☆

これには圧巻!感動しました

 

写真の上にあるのが

赤木明登作 天平薬壺型茶器

ぽってりとした安心感のある

形をしています

 

津田清和作 白瑠璃碗→天目茶碗

亀甲文に描かれた模様から外を眺めると

万華鏡の様に景色が幾重にも連なります

ガラスで天目茶碗を作るにあたり

徳川美術館に展示されている「白天目」を

千宗屋氏と何度も見に行かれたとか…

 

※この後そのお茶碗を見に

「徳川美術館」へも行きました😉

 

多川俊映作 掛け軸  「携手撫風光」

〜私達人間は自然に生かされている〜

〜人間中心の考えは控えよう〜

 

 

浮観の間 暮らしの茶

 

海外での茶会など

千宗屋氏の幅広い活動を支えている「天遊卓」

 

黒田泰蔵作 白磁末広形水指

室内はやや薄暗く

木目の綺麗な蓋が乗った水指はまるで

同じ木で出来ているかの様な…

薄くて紙の様な水指がとても美しい

 

内田鋼一作 引出黒茶碗

先日 建仁寺で行われた

「形の素」トークショーで

お目に掛かった内田さん

千宗屋氏から絶大な信頼されているとの事

堂々と男気のあるお茶碗でした

 

こうして

赤木さんの作品を拝見すると

本当にすごい人が我が家に来て下さったのだと…

改めてしみじみと感動するのでした

 

展覧会は

2019.12.8 Sun.まで続きます

 

詳細はこちら

 

お庭を散策

 

昨夜から

「古事記から考えるモノとの関わり方」

レジュメ作りを始めています

 

「君が代」について取りまとめていたら

本日「さざれ石」に対面してビックリ!!!

最近こういう事が多すぎて…

鳥肌が立ちます

 

だけど

応援されている様で勇気をいただきました