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母の誕生日祝い in 八勝館

65歳を迎えた主人の母を

夫婦でお祝いしました

 

還暦祝いが終わった直後から

次の大きなお祝いは65歳と決めていました

 

旅行はお友達とよく行っているので

逆になかなか行かない近場で

普通の日には行けない場所を検討

 

八勝館に決めました

 

生風大会のお茶事では何度か来ていましたが

「いつか家族と来たい」と思い続けていましたし

節目のお祝いするならここしかないという程

惚れた場所でもありました

 

八勝館の創業は大正14年

明治時代に雲照律師による前後「八勝道」から由来し

名が付いたそうです

 

 

仲居さん達の

足袋で畳を擦る音

笑顔で物静かにお給仕して下さる

優しさ

 

続いて来て下さった女将さんの

美しい所作に加え

「おめでとうございます」の言葉は特に

琴線に触れて目頭が熱くなりました

 

空間だけで十分に素敵な場所ですが

そこに居て下さる「人」「想い」が掛け合わさって

特別な場所になる

まさに一期一会

そう確信しました

 

 

日本家屋だからでしょうか

竹を見ては祖父との思い出話が出て来たり

小川家のお庭もどうしたら良くなるか語り合ったり

母と主人がタイムスリップして楽しそうに話す様子が

微笑ましかったです

 

 

私はまた

小川家に嫁いでから

のびのびと成長させてもらえた感謝の想いを

母に伝えました

 

 

実家では理性・自己表現・自立・管理能力を学び

小川家では自由・自分らしく生きることを学びました

 

 

結婚って

人や家が掛け合わさって

内面が深まるのが楽しいとも

伝えました

 

 

三澤さんに家族写真を撮ってもらい

八勝館では感動続きのおもてなし

「とても楽しい一日だった」とニコッと笑う母に

これからもずっと笑い続けて欲しいと願うばかりです

 

 

元気で美味しく食べられる内に

思い出を沢山作る

親孝行して行きたいです