お節作り|終盤戦
一番苦手な大根の桂剥き…
人がやっていると自分もうやりたくなる様で
「ちょっと代わって」と少しやったらすぐに飽きた様です
数年前は「腕じゃないよ、包丁が良く無いんだよ」と言ってくれた主人
なんて優しい…
「京都まで包丁を買いに行くぞ」と有次へ連れて行かれ
もしや、包丁が買いたかっただけ!?!?と感じた事を思い出しました(笑)
宝の持ち腐れになってはいけないので
桂剥きには必ず有次を使います
包丁を動かそうとすると上手く行かず大根を動かすといい感じ
これで大丈夫かなと気を抜いたり余計な事を考えると
プツンと切れてしまいます
もういいや!練習!と開き直って包丁を上下にジグザグ動かすと
意外に薄く剥けたりして
また油断すると今後は怪我をしそうになる
ビジネスと一緒だなと感じていました
濃いめの塩水に浸けても不安が残るのはいつものこと
こんな分厚い桂剥きで果たしてサーモンを巻けるのかしら?
不安をよそに少ししんなりしてくれて
取り出して甘酢に漬けること更に2時間
ようやくサーモンをくるくると巻いて中央で切ってみると
「大根に厚みが有る方がバランスがいい!」と気付くのです
サーモンの厚みのことをすっかりと忘れていました
下手だな、失敗かな…と最初は思うのに
蓋を開けてみるまで結果がどう転ぶか分からない
こういう感覚も仕事と全く一緒
こんな事を考えながら台所に立つのは
「喫茶喫飯」ではないので宜しく無いのですが
気付くといつも仕事の事を
考えてしまいます
「ほたてのうに焼き」
うにの瓶詰めがまさかの欠品・・・・
今年はマヨネーズと卵黄を混ぜてのうにもどき
だけどやっぱりうにの味が恋しいなぁ・・・
保存容器は先日お弁当箱として紹介した
タッパーにしてみました
浅い収納容器は冷蔵庫に大人しく収まってくれるので
デッドスペースが減り重宝します
お客様からメールが来ました
奈々さんのblogが大好きですって♡
勇気・愛情・やすらぎが伝わってくると♬
ありがとうございます
SNSを辞めるということは
関わる人が減るということ
だからこそ
たった1人の想い・1通のメールが
何倍も濃く身に沁みます
嬉しかったです♡
家に居られる時間が愛しいです
料理に集中できる時間が楽しいです
幼い頃から3つの事が同時に出来ないと言われ続けて来た不器用な私にとって
お節作りは訓練の様な時間です
桂剥きをしながら焼き豆腐の照り具合を見張るなんて
刺激的な時間です
主人はテーブル・洗面所の天板・床を
石鹸水で拭きあげてくれました
木がお風呂上がりの身体の様に
スベスベしています
仕事とか 家事とか 分担とか
色んな言葉があるけど
家族の中に「気持ちよく暮らしたい」という同じ気持ちがあれば
どれも義務じゃなく楽しみに変わる気がする
そう思えた大晦日でした