手放すと入る

モノを手放す・時間を手放す・人間関係を手放す・お金を支払う

自分の手元から何かが無くなるのって

勇気が要りますよね

恐怖もあるし後悔するかも知れないし

また次に手に入るのかな?って不安にもなる 

 

私にとって一番大きな痛みを伴うお別れは

やっぱり「転校」だったと記憶しています

しかも受験生を迎える高校3年生の春

 

地元|広島を離れるということ

すなわち土地だけではなく今までの人間関係や進路さえも

見直すという事に他なりませんでした

いっぱい泣いたなぁ…

 

だけど大阪で始まった生活は想像以上に楽しく

転校先では本当に温かく受け入れてもらえて

1つの扉を閉めたらまた別の扉が開くのだという事を

身を以て体感した17歳での出来事でした

 

昨日「SNSを手放してみます」と宣言しblogの記事を書き終えた瞬間

LINEグループへ参加のお誘いがありました

名前を見ると小学校6年生のメンバーから

先月久しぶりに同窓会でもどう?と誘ってもらっていたのですが

年末年始は名古屋で過ごすと決めているのでお断りさせてもらいました

昨日は同窓会だった様で写真を送ってくれたり

来年は是非☆ということでグループを作ってくれた様です

 

ありがとう♡

 

中には「奈々が出した本だよ」と写真をupしてくれた子が居て

「すごいね」「Amazonでポチる」など

出版を初めて知った友達とのやり取りが流れて来て

幸せな気持ちになりました

 

みんなと15年位会っていないので

3年しかやっていない私の仕事の事なんて知らない人が大半

今までだったらそこからすぐFacebookで繋がってという流れでしょうが

おっと…Facebook無いんだった

 

すぐ再開する?いやいや苦渋の決断でお休みって決めたんだし

まぁいっか。過去は過去、これからはこれから。

次に会った時にゼロから話して行けばいいんだと思えました

 

写真がいっぱい載っているSNSは空白の時間を垣間見るのに

とても楽な手段だなと改めて思います

それと同時に

簡単に見えない世界をどうやって相手に伝えて行くか

新たな挑戦が始まります

 

年末にふと入り込んで来た

地元|幼馴染からのメッセージや顔写真

大切な人とは小さなツテを辿ってでも

ちゃんと繋がって行けるんだと確信できた出来事でした

 

「手放すと入る」

寸分の狂いも無くすぐに表れた出来事に

昨夜の決断は間違っていなかったのではと背中を押される気持ちでした

 

やっぱり出すが先

大丈夫、必ず入るから。