安曇野ちひろ美術館を訪れました
内藤廣設計
中村好文|家具や椅子のデザイン
黒柳徹子著|窓際のとっとちゃん
挿絵にもなっていますね
ちひろさんの事は絵描きだということ位しか
存じ上げておりませんでしたが
最初の旦那様を亡くされたり
次の旦那様の大黒柱になられていた時期があったり
絵の雰囲気からは想像も付かない様な
苦悩を抱えながら
生きてこられた背景を知りました
老いた義理のご両親に加えて
実母を迎え入れる際に
「家族という人間関係を切り離しては
子供の絵など描けぬ」
という想いにぐっと来ました…
大きな責任を背負いながらも
童心を忘れることなく
苦労があったからこそのびやかに
晩年を暮らされたちひろさんの人生は
55年という短い時間にも関わらず
密度の濃い豊かな
人生だったのではと感じました
自然・芸術・美味しいものに囲まれた
長野という地を
明日もまた楽しみたいと思います